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【徹底解説!】Wワーク〜基本的な知識から始め方までをご紹介!〜

【はじめに】
皆さんは「Wワーク」という言葉をご存知ですか?
近年、大手の企業や自治体で副業の解禁がされたり、新型コロナウイルスの影響もあり、経済的な事情から副業を始める方が増え始めています。
そのような中で、今回は「Wワーク」について注目をしたいと思います。

この記事では、「そもそも『Wワーク』とは?」といった基本的な部分から、「副業」との違い、Wワークをする上で注意することなど、幅広くご紹介をいたします。
これから現在の本職に加えて仕事を始めたいという方にとっては参考になる内容となっておりますので、ぜひご覧ください。

【そもそも「Wワーク」とは?】

そもそも、Wワークとは文字通り「2つ(以上)の仕事を掛け持ちしている状態」を指します。Wワークには本業の概念は存在せず、2つの仕事のどちらも本業である状態を指すことになっています。ここからわかるように、Wワークは正社員としての事例はあまり見られません。正社員として複数の仕事に多くのリソースを割くことができないためです。こうしたことから、Wワークは非正規雇用やフリーランスでよく使用される言葉だとわかります。
(また、複数の仕事を掛け持ちしている状態の意味で、「兼業」とも同義です。)

【「副業」との違い】
一方で、Wワークとよく比較をされる言葉が「副業」です。副業は「複数の仕事をする」という意味ではWワークと共通していますが、明確に異なる点は「本業との使い分け」です。副業は明確に本業がある上で、サブの仕事として副業をするというニュアンスになります。つまり副業では本業が正社員で、副業はあくまで個人として稼働をする形が多くなります。

【「Wワーク」が始まったきっかけ】
では、なぜWワークを始める方が増えているのでしょうか。大きな影響を与えているのは厚生労働省が2017年頃に打ち出した働き方改革の文脈です。ここで副業や兼業の普及促進を目標にガイドラインや呼びかけが行われ、企業も個人も複数の仕事を並行することに対して抵抗が少なくなったことが大きな背景になっています。
また、新型コロナウイルスの影響で本職の先行きが怪しくなり、経済的な理由で複数の仕事を始めようとする方が増えてきたことも事実です。そこでまずは副業から始める方も多い一方で、まだ副業が解禁されていない企業も多くあります。そうした企業の規則や自分のリソースを考えて、フリーランスとしてWワークを始めた方が多いようです。
今後は副業・兼業の促進などがより加速すると見られており、より多くの方がWワークや副業を始めることが考えられますね。

【Wワークをする上で注意すべきポイント】
Wワークで注意するべきポイントは以下の3つです。

◉就業規則(所属先の会社の規則に反していないかどうか)
まず、Wワークを始める前に注意するべきポイントが、所属先の会社の就業規則です。厚生労働省が働き方改革で副業・兼業を促進したとはいえ、それを許可しているのは各企業の就業規則です。厳密に言えば、副業や兼業は個人の自由に帰属しており、会社の就業規則を守らなかったとしても法律で罰せられることはありません。しかし、解雇などをされて裁判沙汰になってしまうのは面倒ですし、会社とは円満に関係を築くに越したことはありませんので、Wワークを始める前には、必ず就業規則を確認するようにしましょう。

◉競業避止(競合する会社や事業を行っていないかどうか)
上記同様にWワークを始める前に注意するべきポイントとして、「競業避止」があります。これは「新しく始める仕事が、所属する会社の競合に当たらないか」をチェックするということです。就業規則で副業や兼業が禁止されていない企業でも、掛け持つ仕事が自社の競合に当たる場合は禁止されているケースが大半です。新しい仕事を始める場合は、現在の仕事と同業でないか、競合に当たる存在ではないかを確認しましょう。

◉税金関係(2つ以上の収入源があることで、税金管理が大変になること)
そしてWワークで最も注意するべきポイントが税金関係の手続きです。会社に所属をして働くだけであれば、(会社から振り込まれる給料は住民税が差し引かれた金額であるため、)個人の住民税の手続きは不要です。しかし、個人に住民税の支払いの義務が発生するタイミングが『副業の収入が年間で20万円を超えた』時です。(このタイミングで会社から副業が認知されてしまう場合があります。)これは所得税の課税対象となるため、ここで、今まで会社が担っていた課税業務が個人にも発生するようになります。そこで必要になる手続きが、「『特別徴収』から『普通徴収』への切り替え手続き」です。会社が行っていた税務関連の手続きに加えて自分で納税をすることを「普通徴収」といいますが、個人事業主や今回の副業・兼業を行う場合はこれを「特別徴収」に切り替える必要があります。特別徴収とは、納税の義務者が直接地方に納税申告をすることを指します。切り替えの方法についてはこちらをご参照ください。

▼東京都主税局|特別徴収推進ステーション
https://www.tax.metro.tokyo.lg.jp/kazei/tokubetsu/tetsuzuki.html

Wワークや個人事業主としての独立をされる前は副業から始められる方が多いため、こうした税務関係のことも知っておくと役に立つかもしれません。

【さいごに】
最後まで記事をご覧いただきまして、ありがとうございました。
今回はWワークについて、基本的な部分から幅広くご紹介をさせていただきました。Wワークや副業は今後増えていくとされており、経済的なものだけでなく、経験や成長に繋がる良い機会になります。

今回の記事がWワークを含め、副業を始められる方にとって参考になることができれば幸いです。
他にも今回の記事に関連する情報も発信をしておりますので、こちらもぜひ併せてご覧ください。

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