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【正社員登用制度とは?】非正規雇用から正社員になる方法を解説!

<はじめに>
皆さんはどのような雇用形態でお仕事をされていらっしゃいますでしょうか。
日本には正社員、契約社員、派遣社員、パート・アルバイトなど、たくさんの雇用形態が存在します。
今回は非正規雇用で働く方々が正社員を目指す際の手段や制度、気をつけるべき点などについてご紹介をいたします。

「今の仕事のやりがいを感じているので、正社員として働きたい!」「正社員になって待遇の改善などを享受したい!」と考えていらっしゃる方はぜひご参考にしてください。

<そもそも契約社員/派遣社員と正社員の違いとは>
そもそも契約社員/派遣社員と正社員にはどのような違いがあるのでしょうか?
正社員と他の雇用形態で働く社員を並べると、「正規雇用」と「非正規雇用」に分けられます。
正社員契約は雇用期間を定めずに、企業が人を直接雇う雇用契約です。

【契約社員】
契約社員は雇用期間に期限がある有期労働契約を結んで働く社員を指します。
労働基準法により、原則として最長でも3年間の契約期間と決められており、一般的には長く仕事に定着できないことがデメリットとされています。

【派遣社員】
派遣社員は派遣会社と雇用契約を結び、派遣先で労働を行う社員を指します。
派遣会社とは、自社で登録している社員を、新たな人材を求める会社に派遣する企業です。
入社後の業務の指示は派遣先の企業が行うものの、あくまで派遣社員は派遣会社と雇用契約を結びます。
派遣社員にもたくさんの働き方がありますが、詳細はこちらの記事で紹介しておりますので、ぜひご覧ください!

【派遣会社とは?】派遣社員としての働き方や派遣会社の選び方を解説!

<「正社員登用制度」とは?>
さて、ここまで正社員と契約社員/派遣社員の違いについてご説明をしました。
正社員は非正規雇用の社員に比べて待遇が良いことは大きなメリットです。
本来は正社員と非正規雇用の社員で同じ仕事量をこなす場合、待遇に差が出ることはあってはいけないとされていますが、雇用の安定の意味でも正社員を目指す方は多くいらっしゃいます。

▼「同一労働同一賃金」とは?|概要から導入後の日本社会の予想までを徹底解説!

では、契約社員や派遣社員として働く方々が正社員として働きたいとなった場合、どうすれば良いのでしょうか?
まず派遣社員からですが、簡潔に言えば制度上、派遣社員から正社員に直接切り替えをすることは不可能と言ってよいでしょう。
雇用関係を考えればわかりますが、派遣社員は派遣会社に雇われています。派遣先でどれだけ成果を出しても、雇い主の派遣会社の承認がない限り、派遣先の正社員になることはできません。
派遣のメリットは働き方の融通や新しい働き先を見つける時のハードルの低さが挙げられますから、こうしたことに魅力を感じられなくなった場合、一般的な就職活動に励むことが正社員になるための近道になるかもしれません。

また、パートや契約社員から正社員になる場合は「正社員登用制度」を利用する方法が最もメジャーです。
正社員登用制度とは、契約社員やパートの非正規雇用労働者が、正規雇用に切り替わる制度を指します。
昨今では正社員登用制度を用いる企業も増えており、それらは数字にも表れています。令和2年度に厚生労働省から発表された「令和2年有期労働契約に関する実態調査(事業所調査)」によると、非正規雇用を用いる企業を100とした時、「非正規社員を正社員に切り替えることを検討している」と回答した企業は約55%もいることがわかりました。コロナの時世で新しく社員を雇うことがリスクだと感じる企業が増える中で、日々の働きぶりを見て採用を決めたいという想いが表れているのかもしれません。

<正社員になる人の特徴は?>

では、正社員になる方にはどのような特徴があるのでしょうか。
「なりたい」という気持ちだけで仕事ができていなければ登用のチャンスはありませんし、仕事はできていても働き続ける意志がなくては正社員になれる可能性はありません。

①日々の仕事をしっかりとこなしていること
まず前提として、仕事ができなければ企業は人を雇うことはありません。
どのような雇用形態であれ、まずは毎日与えられた仕事をきっちりとこなすことはもちろん、自分が正社員として働くことをイメージしながら主体性を持って働くことも大切です。

②正社員として働きたいという意志表示をしていること
「正社員として働きたい」という意思表示がなければ、企業の人事はずっと雇用形態を見直すことはしないでしょう。
雇用期間が決まっているのであれば、尚更正社員として働きたい意志は強く示しておくべきではないでしょうか。

③社内での人間関係が良好なこと
そしてかなり重要な要素となるのが、社内での人間関係です。
人事が正社員に登用するか否かを判断する際、「社員として長く活躍できるかどうか?」を一番の判断基準にしています。
長く活躍できる要因として、仕事ができることや意志が強いことだけではなく、一緒に仕事をする仲間とのコミュニケーションが取れることも挙げられます。
同じ雇用形態ではなくとも、社内でのやりとり一つ一つが自分の将来になると信じて、日々の仕事に取り組むことも大切ですね。

<さいごに>
今回の記事では、非正規雇用から正社員になるための基本的な知識からポイントまでをご紹介しました。
非正規雇用が自分のライフスタイルに合う方もいれば、正社員になることで大きな恩恵を受ける方もいらっしゃいます。
自分の生活を見直し、正社員になることが最適解であれば今回の記事を参考にアクションを起こしていただけますと幸いです。
ここまで記事をご覧いただきましてありがとうございました。

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