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【ロジックツリーとは?】ロジカルシンキングの重要な要素を解説します!

【はじめに】

皆さんは「ロジックツリー」という言葉を聞いたことがありますか?
「ツリー=木」の連想から分かる方もいらっしゃるかもしれませんが、ロジカルシンキングの重要な要素の一つであるロジックツリーは毎日の生活の中で生かすことができる思考法として広く知られています。

今回はロジカルシンキングの重要な考え方の一つである、「ロジックツリー」についてご紹介いたします。
ロジカルシンキングを身につけたいと考えている方はぜひご参考になさってください。
また、コーケンブログでは、ロジカルシンキングの方法をご紹介しています。

【そもそもロジカルシンキングとは】

ロジックツリーについて解説をする前に、まずは「ロジカルシンキング」についておさらいをしておきましょう。
そもそも「ロジカルシンキング」とは、物事を論理立てて考えることを指します。
何か事象があった際に、単にその結果を捉えるだけでなく、「Aが起こったからBの結果になった。」などの因果関係を明らかにすることで、一つの事象からも多くの学びや経験則を見出すことができるようになります。

そして、ロジカルシンキングを身につけるためには様々な思考法を知ることが必要です。ロジカルシンキングには大きく分けて「分類」と「推論」2つの思考法があり、「たくさんの事例を挙げるシチュエーションで生かせる思考法」が分類、「結果が出ていないことに対して推測をするシチュエーションで必要になる思考法」が推論です。
今回は推論の中の代表格であるロジックツリーについてご紹介をさせていただきます。

【ロジックツリーとは?】

ロジックツリーとは、その名の通り木の枝のように思考を整理する方法を指します。
以前ご紹介をしたMECEと重なる内容も多くありますが、ロジックツリーはロジカルシンキングの2つのうち「分類」に属する考え方です。

より多くの事例を漏れなくダブりなく列挙するに際して、MECEの考えとロジックツリーは用いられます。
例えば、あなたが友人から「結婚式の余興を考えてほしい」と言われた時、あなたは「ダンス?」、「思い出動画づくり?」などと思いつく限りで列挙を始めるでしょうか。

おそらく、思い付く範囲で準備もなく列挙を始めるよりも、ジャンル分けをしてからアイデアを出し始める方が効率的に素敵な案を出すことができるのではないでしょうか。
例えば、ジャンル分けであっても様々な分け方が可能です。

<路線>

  • 感動系
  • おもしろ系

<パフォーマンス>

  • 音楽系
  • ダンス系
  • フラッシュモブ系

このように、まずは大まかなジャンル分けをしてから、ツリーのように思考を広げていきます。

≪感動系でアイデアを出す場合≫

  • クイズで思い出を振り返る
  • 恩師に登場してもらう
  • ムービーで二人の生い立ちから振り返る
  • 友人たちからのメッセージを読み上げる

など、感動系だけでもたくさんアイデアが生まれます。
このようにツリーのように考え方を分ければ、同様におもしろ系のアイデアを出し続けたとしても特徴が重なることなくたくさんのアイデアを出すことができます。

もう少しわかりやすい事例を見てみましょう。

【どのようなシーンで使うことができる?】

ここでは、以前ご紹介をしたMECEと同じ例を用いてご説明をします。

まずはスポーツにはたくさんのジャンルがあります。サッカーや野球などの球技、一方で陸上や水泳など、ボールや道具などを使わないものがあります。
ここでは「球技」と「球技以外」でジャンル分けを行い、漏れなく種目を列挙していきます。

  • 球技 ⇨ サッカー、野球、テニス、バスケットボール…
  • 球技以外 ⇨ 陸上、水泳…
MECEの場合

大切なのは、ジャンル分けの時点で漏れがないことです。今回は「球技」か「球技以外」のジャンル分けを行いましたが、これを「球技」か「格闘技」と分けてしまえば、陸上や水泳などが漏れてしまいます。
あるいは、「楽しいか」「楽しくないか」などの主観が混ざるものでも列挙は上手くいきません。

まずは大まかでも構いませんので、重複なく漏れのないジャンル分けを心がけてみてください。
しかし、あまりにざっくりしすぎてしまうと漏れを生みます。

例えば、先ほどの事例では球技かそれ以外で分けましたが、それではざっくりしすぎていて、漏れのない思考が難しくなってしまいました。ここで登場するのがロジックツリーの考え方です。
「球技とそれ以外」の層からもう一段階ジャンル分けをし、「道具を使うかどうか」という視点を入れてみましょう。

ロジックツリーを用いる場合

スポーツの中には、テニスのようにラケットなどの道具を使う場合もあれば、同じ球技でもサッカーのようにボール以外の道具がなくても成立する競技もあります。
これらのジャンルわけを層のように幾つも重ねることで、より気付きにくい事例の列挙や漏れのない列挙が可能になるのです。

など、だんだんと階層が増えるごとにシャープにジャンルを絞っていく必要もあります。
図のようにジャンルの中でさらに小さいジャンル分けをしてみてもいいかもしれません。

【MECEとは?】ロジカルシンキングの重要な要素を解説します!

【さいごに】

今回はロジカルシンキングのうちのロジックツリーについてご紹介いたしました。
このように、ロジカルシンキングは日頃の生活の些細な部分からも導入できる考え方になっておりますので、ぜひ気軽に取り入れてみてはいかがでしょうか。
ここまで記事をご覧いただき、ありがとうございました。

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