2021.10.25
【あなたにピッタリな働き方は?】多様化する働き方を分かりやすく解説!
<はじめに>
皆様はどのような働き方をしていらっしゃいますでしょうか。
ご存じの通り、最近は新型コロナウイルスの影響により、在宅勤務の認知度が上がっています。
以前まで出社を必要とされていた職種の中には、在宅勤務が当たり前になった仕事もあります。
その他、企業に所属しないフリーランスやオフィスに出社をしないノマドワーカーなど、
本記事では、多様化しつつある働き方の一部を紹介します。
そのメリットやデメリットを参照することで、皆様のお仕事選びの手助けとなりましたら幸いです。
<多様な働き方>
働き方は様々ですが、まずは大きく2つに分類することができます。
1つ目は「企業に所属する働き方」で、もう一つは「個人事業主」として働く方法です。
「企業に所属する働き方」
特定の企業の社員として働き、定められた給与体系に従って報酬を得ます。
企業に所属するため、企業の方針に沿った活動と利益を追求する姿勢が求められます。
「個人事業主」
個人事業主とは、個人で事業を営む人のことです。
税務署に「開業届」を提出することで、個人事業主として認められます。
社会保険の申請を自分で行う必要があり、収入に関しても事業の進退に左右される点が特徴です。
次に「フリーランス」について紹介します。
「フリーランス」は会社や団体などに所属せず、仕事に応じて契約をする働き方のことです。
「個人事業主」と似ていますが、「フリーランス」は開業届を提出せずに個人が独立をして仕事を請け負います。
また、働く場所も多様化しています。
オフィスなど定まった場所に出社する働き方がある一方で、「ノマドワーカー」という働き方も存在します。
「ノマドワーカー」
ノマドワーカーとは定まった場所で働かない人のことを指します。
「ノマド」は遊牧民や放浪者を意味する「nomado」から来ている用語です。
遊牧民のように働く場所を選ばず、自由に移動しながら仕事する様を表現しています。
ノマドワーカーの特徴は拠点を持たないことです。
仕事環境を整えることができれば、どこでも仕事ができます。
※オフィスに出社しない点でテレワークと似ていますが、完全にオフィスを持たないノマドワーカーと異なり、テレワーカーは拠点から離れた場所で仕事をすることを指します。
拠点の有無でノマドワークとテレワークを分けることができます。
〈多様な働き方のメリット・デメリット〉
ここでは、「フリーランス」と「ノマドワーカー」のメリットとデメリットをご紹介します。
いずれも企業に所属することがなかったり、拠点が存在しないなどの例外的な働き方です。
「フリーランス」「ノマドワーカー」
○メリット
・収入アップ (フリーランス)
フリーランスは売上=収入になるので、仕事に対するモチベーションに繋がります。
会社員は成果をあげても全てが収入に繋がるわけではありません。
・働く場所が自由 (フリーランス、ノマドワーカー)
オフィスに出社しないフリーランスや、拠点を持たないノマドワーカーは働く場所が自由です。
最近は無料で使えるWi-Fiも多く、仕事の環境を整えることも簡単です。
・生活にゆとりができる (フリーランス、ノマドワーカー)
通勤時間が発生しないため、その時間を有効に使うことができます。
また、自身の仕事が捗るタイミングで作業することができるので、昼夜を問いません。
・仕事を選択できる (フリーランス)
企業に所属している場合、やりたくない仕事をする機会もあります。
一方で、フリーランスは自分で仕事を選ぶことができるので、やりたくない仕事は受けなくてすみます。
・人間関係のストレスが減少する (フリーランス、ノマドワーカー)
ノマドワーカーは職場の人間関係でのストレスがないため、会社員よりストレスが少ない傾向にあります。
もちろん、フリーランスの場合は仕事を探さなくてはならないプレッシャーがあるため、ストレスがまったくかからないわけではありません。
○デメリット
・仕事や収入が安定しない (フリーランス)
仕事は自分で営業して獲得する必要があります。
もちろん、仕事がなければ収入は得られません。
・社会的信用が低くなる (フリーランス)
企業に所属している場合と比べ、社会的信用が下がります。
クレジットカードの作成やローンを組む際、会社員と比べてハードルが高くなります。
・全て自己責任 (フリーランス、ノマドワーカー)
フリーランスは企業に所属する人が保証される諸々の規定の対象外となります。
健康保険料も自己負担のほか、確定申告も自分で行う必要があります。
ノマドワーカーの場合は、電子機器や働く環境を自分で用意し、
機密情報の保護も徹底しなくてはなりません。
フリーランスで働く場合は、生活の自由が得られ働き方にゆとりができる分、仕事の獲得や申請書類の管理まで個人の徹底した管理が求められます。
フリーランスで働くためには相応の覚悟と十分な準備が必要となるでしょう。
ノマドワーカーの働き方は自由な場所と時間で働くことが可能ですが、機材や働く場所を自分で用意する必要があります。
フリーランスもノマドワーカーも自己管理能力が問われます。
企業に所属せずとも仕事ができると自信のある方に向いている働き方であると言えます。
〈ノマドワーカーの働き方例〉
次に、ノマドワーカーが活躍している職業をご紹介します。
ノマドワーカーが活躍するものには、時間の縛りがない仕事や場所にこだわらない職業が多いです。
下記は主にノマドワーカーが活躍している職業です。
・エンジニア
・プログラマー
・ブロガー
・ライター
・デザイナー
「働き方例」
○ブロガーの1日
ブロガーはブログの広告で収入を得ています。
ネット環境とパソコンやスマートフォンがあれば作業できるため、時間や場所に縛られません。
《1日例》
・起床
・シャワー、朝食
・まずは自宅で仕事開始
・ブログ記事執筆
・お昼ご飯は近所の飲食店へ
・そのままカフェに場所を移して午後の仕事開始
・散歩、行き先の公園でスマートフォンを使って仕事をする
・終業
・自由時間
アイデアが重要な仕事であるため、働く環境を都度変えることができるノマドワーカーが適しています。
○ライターの1日
ライターは文章を書くお仕事です。
ほとんどが業務委託かクラウドソーシングによって仕事を受け取るため、
納期までに納品する必要があります。
一方で、納期に間に合えばよいため仕事の場所に縛られることはありません。
《1日例》
・起床、朝食の後自宅で作業開始
・それまでに集めた情報や骨子をもとに文章を書き上げる
・文章完成後はチェックツールと目視による確認を行う
・文字数や言葉遣いなどライティングのルールから外れていないか最終確認
・クライアントへ納品
・お昼休み
・午後は場所を移して図書館で作業
・図書館の資料を使いながら別案件の情報収集を行う
・その日のうちに納品した記事の修正依頼があれば対応
・終業
納期があるため、時間の制約はあるものの、働く場所に縛られることはありません。
また、案件を選ばなければクラウド上に様々な仕事があるため、
仕事探しに困らない点もポイントです。
○正社員
ノマドワーカーの中には企業に所属する人もいます。
基本的に企業の就業規則に沿って働きます。
始業や終業の時間が決まっていたり、給与体系も企業の規定に従います。
《1日例》
・朝、定時で出社
・その日の流れを確認し営業先へ(パソコンやポケットWi-Fiも一緒に持っていく)
・得意先へ営業
・合間にカフェで資料作成やメールチェック
・お昼休み
・午後に別の会社へ営業
・営業後スカイプを使って会議に参加
・夕方最後の営業先へ訪問
・帰社or直帰
オフィスのデスクで作業をすることもあれば、その日の都合で外に行くこともあります。
こうした働き方が可能になったのはパソコンやスマートフォンなどの電子機器の発達のおかげです。
どのような場所にいても、インターネットを通じて会社と繋がれるようになっています。
〈さいごに〉
本記事では、現代の多様な働き方をご紹介しました。
特に「ノマドワーカー」に焦点をあて、オフィスでの就業とオフィス外での就業の違いに着目しました。
働き方は多様化しましたが、それぞれのメリットやデメリットを考慮した上で、ご自身に適した働き方を選ぶことが重要です。
本記事が皆様の働き方選びの参考になりましたら、幸いです。
ご覧いただきありがとうございました。
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