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三交代制度とは?|気になる魅力やデメリットについても解説!

【はじめに】
皆さんは派遣やバイトでよく見られる勤務形態の「三交代制度」をご存知でしょうか。三交代制度は日本の勤務形態の一つで、1日を3つにシフト分けて働く形式を指します。
近年、医療や介護などの需要もあり、24時間稼働を求められる業態や職種が増えてきています。そうした求人が増加していることもあり、三交代制度を導入している企業も多くなっています。
今回は三交代制度の概要や、実際に働く際のメリットやデメリットなどを幅広くご紹介いたします。新しくお仕事を始めようと考えていらっしゃる方はぜひご参考にしていただければと思います。

【三交代制度とは?】
そもそも、三交代制度とは日本の勤務形態の一つで、24時間を3つに分け、8時間を1つのシフトとして交代を行う勤務制度を指します。三交代制度がよくみられるケースは工場やコンビニ、介護施設などの、24時間営業・稼働が求められる業態です。

三交代制度のシフトは「日勤」→「準夜勤」→「夜勤」と分けられ、それぞれの入れ替わりのタイミングで引き継ぎを行います。(引き継ぎ制度や、シフトは業態や職種によって異なる場合があります。)

【三交代制度のメリット】

ここまでは三交代制度の概要についてご紹介をいたしましたが、シフト制の働き方のどこに魅力があるのでしょうか。
ここでは三交代制度で働くメリットについてご紹介をいたします。

⑴手当などがあるため、給与が高くなりやすい
まず、三交代制度の大きなメリットは給与が高くなることです。そもそも三交代制度に限らず、収入は基本給やボーナスに加えて「手当て」などの支給額の合計によって決定します。手当には様々な種類があり、三交代制度の準夜勤と夜勤で働く場合、「深夜手当」が支給されます。深夜手当は時給に一定の割合がかけられた状態で支給されますので、手当てによって得られる給与が上がることが大きなメリットの一つになります。

⑵引き継ぎのタイミングが決まっているため、残業がない
残業が少ないことも三交代制度のメリットです。残業が少なくなりやすい要因は、時間でシフトが区切られている点と引き継ぎ業務がある点があります。通常はタスクが終わるまで帰ることができないために残業を強いられます。しかし、三交代制度などのシフト制では、基本的に時間で業務が区切られているため、タスクの進捗に関わらず引き継ぎをすることで勤務を終わることができます。そのため、残業が起こりにくくシフトで決められた時間できっちりと終わることができるのです。

⑶(準夜勤・夜勤の場合)日中の時間を自由に過ごすことができる
そして最も大きなメリットは日中の時間を自由に確保できるという点です。これは夜勤の場合ですが、残業がないがゆえに日勤の場合であればしっかりと夜の時間に休息できる点も魅力の一つです。自分の希望の生活スタイルに合わせて時間を組むことができるため、時間の過ごし方にも柔軟性が出るという点では、三交代制度は非常に魅力的な働き方ですね。

【三交代制度のデメリット】
続いて三交代制度のデメリットについてご紹介します。
⑴生活リズムが不規則になりがち
深夜に働き、日中に休息を取る働き方をしていると、生活リズムが不規則になり、体調を崩してしまう方も多くいらっしゃいます。実際に食事を取る時間もイレギュラーになることも考えられますので、体力にあまり自信がない方は難しいかもしれません。しかし栄養のある食事や質の良い睡眠を取るために工夫をしながら働くことができれば克服できるデメリットですので、自分のペースを見つけて働くことが大きなポイントになります。

⑵友人・家族との時間を合わせることが難しい
また、周囲と同じ時間で生活をしないことから、予定を合わせることが難しくなることもデメリットの一つです。「自分はお昼に時間があるのに、周囲の人は働いている」という状況が起こりうる働き方で、周囲と時間が合わないことは承知して働く必要があるかもしれません。ただし、日勤や準夜勤ではこうした悩みは起きにくくなるため、自分の希望に合わせて働く時間を考えてみてはいかがでしょうか。

【三交代制度がよく見られる業態】

三交代制度を導入している業態には、24時間の稼働が求められるものが多くあります。三交代制度がよく見られる業態や職種をいくつかまとめましたので、働き方からお仕事を探される方はぜひご参考になさってください。

<病院や介護施設>
病院や介護施設などは患者の様態によっては深夜に対応を求められることも多くあるため、ほとんどの医療機関は三交代制を導入しています。その点は深夜での対応を求められることも多い宿泊施設なども同様です。また、新型コロナウイルスの普及により陽性者などの診るべき患者の数が増えたため、今後ますますシフトを用いた採用活動が増えていくとみられます。

<コンビニや飲食店・レジャー施設>
新型コロナウイルスの影響もあって縮小気味の飲食・レジャー施設ですが、通常は24時間で営業しているケースが多いため、三交代制度がよく用いられています。コンビニエンスストアは24時間営業を続けている店舗も多く、希望の時間に合わせて働くのであれば、まずはこうした店舗系のお仕事から始めてみるのも良いかもしれません。

<工場>
機械稼働率の多さは三交代制度の導入と比例していると言っても過言はないかもしれません。機械が24時間稼働している工場では、メンテナンスや軽作業系の業務も同様に24時間体制を求められるため、三交代制度を用いて多くのスタッフを確保する必要があります。単純作業系統のお仕事から始めることができれば、働き方を踏まえたイメージができるようになるかと思いますので、工場系のお仕事からスタートすることも選択肢の一つになるかもしれません。

<警備>
警備業務は24時間体制でなくてはいけません。警備の対象によりますが、ビルや住居の警備であれば深夜のトラブルや犯罪を未然に防ぐなどの対応をする必要があります。警備も上記と同様に24時間体制でシフトを組むことでこうした深夜の事態でも対応できるような準備が行われています。

【さいごに】
ここまで記事をご覧いただきまして、ありがとうございました。
三交代制度は業態や職種ではなく、働き方を優先に仕事えらびをする方々にとっては非常に大きなメリットをもたらします。
自分の理想の生活スタイルや収入から逆算をして、三交代制度を活用していただければと思います。
この記事が皆さんの就職・転職活動のお役に立てば幸いです。

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