2021.05.24
夜勤の定義とは?|気になる働き方やメリットについて徹底解説!
<はじめに>
皆さんは夜勤でご勤務をされたことはありますか? 夜勤とは22時から翌朝5時までの夜間の勤務を指します。「夜勤」と聞くと、「健康に害を及ぼすのではないか?」などの声が上がりそうですが、夜勤にも様々な魅力があります。
今回の記事では「そもそも夜勤とは?」の基本的な知識から、夜勤ならではのメリットについてご紹介をいたします。 朝が苦手な方や、どうしても日中と合わせて働かなくてはいけない方は夜勤も十分選択肢に入るかと思いますので、ぜひご参考にしていただければと思います。
<そもそも夜勤とは>
そもそも夜勤とは夜間勤務の略称で、夜間の定義は22時から翌朝の5時までとされています。
夜勤はシフト制の勤務形態をとっている事業者で見られる働き方で、よくみられるケースは工場やコンビニ、介護施設などの、24時間営業・稼働が求められる業態です。
夜勤には給料の割増や、法定労働時間などの特徴がありますので、夜勤で働くにはそうした特徴を理解する必要があります。
<夜勤の働き方事例>
夜勤の定義を把握したところで、実際の働き方事例をみてみましょう。
まずはこちらの図をご覧ください。
ここではわかりやすく21時から9時までの13時間勤務の場合を図にしています。
◎通常勤務(日勤):基本給×1.0
◎深夜労働時間(夜勤):基本給×1.25
◎法定外労働時間:基本給×1.25
◎夜勤+法定外労働時間:基本給×1.5
この場合、21時から22時は日勤の給料が適応されます。22時から5時までの8時間が夜勤の「法定内勤務時間」となります。その後の5時から9時までは法定外労働時間となり、日勤の給料に1.25倍をかけた金額が支給されます。ただし、4時から5時までの1時間は夜勤時間に加えて「法定外労働時間」となります。それぞれ日勤の給料に1.25倍をかけた額が支給されるルールになっています。つまりこの1時間分は日勤の給料の1.5倍の額が支給されます。
<夜勤がよくある業界>
よくみられるケースは工場やコンビニ、介護施設などの、24時間営業・稼働が求められる業態です。夜勤を導入している業態や職種をまとめてみました。
●工場(機械作業系/梱包・包装/検品…)
●コンビニ(レジ対応/品出し/在庫確認)
●医療福祉施設(看護師/介護士…)
●警備系(警察官/警備員/監視員)
●宿泊施設(ホテル・旅館のスタッフ)
働き方から勤務先を選びたいという方は、こうした業種や職種からお仕事を探す選択肢も良いかもしれません。
<夜勤のメリット>
通常の日勤とは異なり、夜勤には給与面や時間の面でメリットがあります。
【手当などがあるため、給与が高くなりやすい】
まず、夜勤の大きなメリットは給与が高くなることです。そもそも収入は基本給やボーナスに加えて「手当て」などの支給額の合計によって決定します。手当には様々な種類があり、夜勤で働く場合、「深夜手当」が支給されます。深夜手当は時給に一定の割合がかけられた状態で支給されますので、手当てによって得られる給与が上がることが大きなメリットの一つになります。
【日中の時間を自由に過ごすことができる】
そして最も大きなメリットは日中の時間を自由に確保できるという点です。これは夜勤の場合ですが、残業がないがゆえに日勤の場合であればしっかりと夜の時間に休息できる点も魅力の一つです。自分の希望の生活スタイルに合わせて時間を組むことができるため、時間の過ごし方にも柔軟性が出るという点では、夜勤は非常に魅力的な働き方ですね。
<夜勤のデメリット>
続いて夜勤のデメリットについてご紹介します。
⑴生活リズムが不規則になりがち
深夜に働き、日中に休息を取る働き方をしていると、生活リズムが不規則になり、体調を崩してしまう方も多くいらっしゃいます。実際に食事を取る時間もイレギュラーになることも考えられますので、体力にあまり自信がない方は難しいかもしれません。しかし栄養のある食事や質の良い睡眠を取るために工夫をしながら働くことができれば克服できるデメリットですので、自分のペースを見つけて働くことが大きなポイントになります。
⑵友人・家族との時間を合わせることが難しい
また、周囲と同じ時間で生活をしないことから、予定を合わせることが難しくなることもデメリットの一つです。「自分はお昼に時間があるのに、周囲の人は働いている」という状況が起こりうる働き方で、周囲と時間が合わないことは承知して働く必要があるかもしれません。ただし、日勤ではこうした悩みは起きにくくなるため、自分の希望に合わせて働く時間を考えてみてはいかがでしょうか。
<さいごに>
さて、今回は夜勤に関するご紹介をしました。お仕事を探す際に働き方を基準にされる方も多いのではないでしょうか。
ご自身の生活スタイルや、希望の職種に合わせて、夜勤の選択肢を加えてお仕事を探してみるのも良いかもしれません。
今回の記事がみなさんのご転職活動の参考になりますと幸いです。
なお、今回の記事とも重なる内容で、三交代制度の記事もございますので、よろしければこちらもご覧ください。
▼三交代制度とは?|気になる魅力やデメリットについても解説!
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